竹本佐治:法廷画家の仕事
法廷スケッチの仕事を始めて早30年。様々な大事件の法廷を傍聴し、膨大な量のスケッチ画を描いてきました。
裁判員裁判制度がはじまり裁判傍聴への関心は高まり、ご存知の方もおられるかもしれません。
法廷画の仕事は時間との戦い。
傍聴人が多数の場合は廷内に座れる時間は10分ほどの場合もあります。
力強く正確に描く。プロの法廷画家の仕事です。(読売新聞 掲載スケッチ)
映画のモデルに
2008年公開 橋口亮輔監督の「ぐるりのこと」。
心の病に陥ってゆく主人公(木村多江)と、それを支える法廷画家の夫(リリー・フランキー)二人を取り巻く家族の姿が描かれています。
劇中、法廷の外の廊下でスケッチを彩色する姿は、竹本氏がモデルとなったシーン。
法廷画に興味がおありの方におすすめです